日本コパックでは、大手子供服量販店メーカー(A社 様)と共同で、製品の製造から回収・リサイクルまでを一体で管理するサプライチェーンを構築し、環境負荷の低減に取り組んでいます。
今回は2024年度 GHG(温室効果ガス)排出量の算定を実施し、現行スキームの効果を定量的に可視化しましたので、そちらの取り組み内容と数値報告をさせていただきます。
A社様 対 COPACKのサプライチェーンの流れは下記になります。

01.原料・梱包材の調達
製品の材料や段ボールなどの梱包材を調達し、製造する工場へ供給します。
A社様の配送は上記3パターンあり、都度指示に従い出荷対応を致します。
2024年度の総排出量は以下の通りです。
合計:550 tonCO2 (引用:「CO2排出量合計:550 tonCO2」)
CO2排出量は製造と原材料が全体の約85%を占めています。
ここが削減の主要ポイントであることが分かります。
仮に回収・リサイクル無しとした運用の場合(シナリオA)の排出量も算出してみました。

回収・リサイクルなしの場合
合計:984 tonCO2
不要になったプラスチックハンガーを焼却処分するとCO2排出量の割合が半分以上を占めることになります。
この 現行運用 と 仮に回収・リサイクルしない場合(シナリオA) のCQ2排出量は、434 tonCO2 の削減効果 に値します👏

A社様とのお取り組みにより削減できた434 tonCO2 を森林吸収量に換算してみると、

「樹齢36~40年の杉の木1本あたり 0.0088 tonCO2」 → 約49,300本の杉の木が吸収するCO2量に相当します。
言い換えると、434tonCO2を吸収するのに49,300本もの杉の木が必要ということです💦
これは、ハンガーの回収・リサイクルが非常に大きな環境価値を生み出していることを示しています。
今回のGHG算定により、A社様と日本コパックが取り組むハンガー循環スキームは、 年間で434 tonCO2もの削減効果を生み出していることが明確になりました。
ハンガーという日常的なアイテムでも、 「回収 → リサイクル → 再資源化」という循環をつくることで、 大きな環境価値を創出できることが示されています。
日本コパックは今後も、サプライチェーン全体の最適化と環境負荷低減に向けて、 パートナー企業様とともに取り組みを進めてまいります。


GHG排出量の算定にあたり、専門企業様にアドバイザーとしてご協力いただき、適切な手引きと指導のもとで算定作業を実施いたしました。
本算定結果については、アドバイザー企業様の指導に基づき、算定プロセスおよび算定値に一切の虚偽・不正がないことをここに証明いたします。